世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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日本全国の宗像神社・関連スポット

    件名 山田白山権現社(若八幡宮境内白山神社)(やまだはくさんごんげんしゃ)
    種別 神社
    所在地 福岡県宗像市山田1168
    概要 不詳。宗像百八神ノ内也。例祭十一月十日。祭神大年神ハ桐畑ノ大歳神社、祭神伊弉册尊、泉津道守命・菊理媛命ハ字白山ノ白山神社トシテ祭祀アリシヲ大正三年五月合併。
    【宗像神社史】
    正平年中行事に、75社の一つとして「山田白山権現社」と、同神事の條に「山田郷白山権現、正月朔日神事、三月三日神事、五月五日神事、九月九日神事、十一月朔日神事、七月七日神事」と見え、吉野期神事目録に「山田村白山権現、正月朔日三社、霜月朔日三日桃花会三社、八月朔日三社、ニ八月、彼岸十八社祭礼」とある。
    続風土記附録山田村の條に「白山権現社ハクサン」と同拾遺は同村白山権現社をこれに充て、その所在、孔大寺山の別峯で白山と称するところに鎮座するとし、これ「宗像百八神の一也」としている。明細帳では、河東村大字山田鎮座、若八幡宮(旧村社)の境内社たる白山神社をもってこれに充ててゐる。その由緒によるともと大字山田小字白山鎮座の無格社白山神社で、大正三年五月ここに合祀された。
    【筑前続風土記拾遺】
    此山孔大寺の別峯也。此御神ます故に白山と号す。即古城ある山なり。御社は白山の東面半腹大山岩の間に小祠有。前には渓水激湍ありて、清浄なる地なり。宗像百八神の一也。神事次第記に正月朔日神事、三月三日神事、五月五日神事、七月七日神事、九月九日神事、十一月一日神事と有。今は毎年十一月十日を祭日とす。又同記に此村の内に黒丸社有。其処詳ならず。今村に黒谷といふ字あり。若は此所ならん與と云。
    現況=山田若宮(若八幡神社)には4社の末社(石祠)と小石祠二基が祀られている。この末社内どれが白山権現社なのかわからない。
    旧社格
    祭神 伊弉册尊・泉津道守命・菊理媛命
    時期
    特記事項
    出典・参考文献・HP
    関係論文1
    関係論文2
    関係論文3