世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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日本全国の宗像神社・関連スポット

    件名 御船上社(若宮八幡宮境内船宮神社)
    種別 神社
    所在地 福岡県宗像市田久3丁目10-8
    概要 [宗像神社史]御船上社(若八幡宮境内船宮神社)
    正平年中行事に、75社の1つとして「御船上社」と、同神事の條に「御船上明神々事、12月18日神事」と見え応安神事次第12月16日の條に、「御船上祭事」の次第を載せ宝徳神事衣裳次第の12月16日の條には、「御船上、湊、浄衣」とある。特にこの社の所在地を「湊」と断っているので、当社は湊口にあったことが知られる。続風土記拾遺では、土穴村の八幡宮をこれに充て「宗像末社記に御船上社、又縁起に土穴若宮とるは此御社也。」といひ、「昔は江口の辺より江海来りて船抔着しとて、宮の南の田の中に、大碇・小碇など云所あり。此社を古へ御船上と云。又向ひの田久村の境内に御船漕社有。是海辺成し故也。」といっている。同書田久村の條では、その船宮明神社がこれであるともする。明細帳によると、早く赤間村大字田久字立崎の若宮八幡宮(旧村社)の境内社船宮神社(祭神、直日神)とされたが、これはもと字亀ノ甲にあったといふ。
    [筑前続風土記附録]舟宮明神社カギ
    神殿3尺社、拝殿2間1間半、祭礼6月21日、11月21日、奉祀安部主膳。此所の産神也、神直日命・大直日命・八十抂津日命を祭る。社は稲元村の境にあり。
    [筑前続風土記拾遺]船宮明神社
    枝村〇に在。此所の産神也。初めは川の東北土穴村に境へる田中に在しが、昔年川を掘りし時、川の南の岸下に社を遷せり。其後文政2年大水出て、水患によりて、其上の岡の上に遷せり。大直日命也と云。祭礼は6月21日なり。又此村の大船頭といふ所に、船頭明神あり。今は祠はなし。船頭明神、舟宮等につきて里民の説あり。土穴八幡宮の條に云り。宗像宮末社記に御船漕社また御船上明神あり。此両社の事なるへし。
    現況=若八幡宮境内は整備されている。末社郡も各社美しく管理されていた。
    旧社格
    祭神 神直日命・大直日命・八十抂津日命
    時期
    特記事項
    出典・参考文献・HP
    関係論文1
    関係論文2
    関係論文3