世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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日本全国の宗像神社・関連スポット

    件名 牧口神社(金刀比羅神社境内社)(まきぐちじんじゃ)
    種別 神社
    所在地 福岡県福津市在自460
    概要 在自村字裏谷にあった牧口神社は、明治四十四年金刀比羅神社の内に合祀された。
    ◎金刀比羅神社、神社帳によると、祭神 大物主神、応神天皇、仁徳天皇、神功皇后、大己貴命、少彦名命、大海津美命
    祭神応神天皇、仁徳天皇、神功皇后ハ字観音谷村社八幡神社、祭神大己貴命、少彦名命、大海津美命ハ字裏谷村社牧口神社トシテ祭祀アリシヲ、四十四年六月廿二日合併シ、社号村社金刀比羅神社ト改称許可ヲ得ル。と記されている。
    〔宗像神社史〕 牧口神社(金刀比羅神社境内社)津屋崎町大字在自字平原
    御縁起に百八社の一つとして「牧口明神」とあり、正平年中行事に、七十五社の一つとして「在自牧口社」と、同神事の條に、「在自郷牧口大明神、三月三日神事、九月九日神事、五月五日神事、二季彼岸神事、毎月朔幣、望祭神事、一年中廿四度」と見え、吉野期神事目録、九月御供日祭の條に、「牧口明神廿七日」とある。延宝末社帳には、「牧口明神三毛入野命」といひ、続風土記附録の在自村の條に、「牧口大明神社ウラノタニ、在自上村四十戸の産霊なり。祭る所、天津児屋根命」とし、同拾遺では、同村裏の谷にある牧口明神社を以て「宗像七十五社の其一也。」としている。牧口といふのは、国の牧場の入口の守護神で、これは在自郷にあったものである。
    現況 村社「金刀比羅神社」は大造営がなされ、一変している。社殿、参道、境内は整備されている。社殿左側に「牧口宮」の古い扁額が置かれているが、末社号の中には見えない。本殿に合祀されているのであらう。第一鳥居前の社号碑左側に、「明治四十四年六月廿一日、金刀比羅宮、牧口宮、八幡宮合祀と記されている。この金刀比羅神社は、絵馬奉納で有名、重文級の絵馬が拝殿に揚げられている。
    旧社格
    祭神 大海津美命・大己貴命・少彦名命
    時期
    特記事項
    出典・参考文献・HP
    関係論文1
    関係論文2
    関係論文3