世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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日本全国の宗像神社・関連スポット

    件名 宮永若宮(八幡神社)(みやながわかみや)
    種別 神社
    所在地 福岡県宮若市宮永660
    概要 【宗像神社史】
    正平年中行事に75社の一つとして「宮永若宮社」と、同神事の條に「宮永若宮社、正月朔日神事、3月3日神事、5月5日神事、7月7日神事」とある。明細長によると。鞍手郡中村(今、若宮町)大字宮永鎮座の八幡神社(元村社。祭神応神天皇。祭日9月29日)がこれにあたる。現今、例祭は10月19日。社殿は本殿(神明造)・拝殿。境内1,257坪。氏子は70戸である。
    (現況)
    宗像郡と鞍手郡の境に見坂峠がある、この峠を水源として鞍手郡側に流れているのが山口川である。山口川は下流が大きく右曲して若宮町から飯塚に入り遠賀川に合流する。この山口川が右曲している処を宮永と云う。この川を宮川に以つ「宮永若宮(八幡神社)」を参拝した。山口交差点信号を左折して、九州自動車道入口に至る。さらにこの県道を500メートル余進むと山口川を「宮川」とする橋があり、石鳥居が建っている。周辺は田んぼと住居である。その中に真っすぐに参道ののび、正面に第二鳥居、境内がある。立派な境内であるが、管理はあまりよくない。約50段の石段を昇ると拝殿前に出る、乱れた末社群が左側に三社あり、右側本殿横の昔の社跡と思われる地に記念碑が建っている。由緒でも書いていないかと調べたが、文面が定かでない。境内から少し離れた裏山近くには、大型看板が建並び、九州自動車道の高速道が走っている。又田畑の中に企業会社の建造物も多く、日々変わりゆく様である。若宮町には「トヨタ自動車九州」を始めとする大型企業も多く、山々の間に大型団地が続々と造成されている。道も立派になり、高速道が走り、新幹線が通る同町の様子を見ると、氏神様の「鎮守の森」も乱れゆく中にある様な気持ちで少しさみしく参拝を終わった。
    旧社格
    祭神 応神天皇 祭日9月9日
    時期
    特記事項
    出典・参考文献・HP
    関係論文1
    関係論文2
    関係論文3