世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像地域の文化財

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名称 露天祭祀遺跡
種別
所在地 宗像市大島
形態
調査年
保存状況
出土遺物
時期 8~9世紀
説明 8世紀になると、巨岩群から離れた平坦地に遺跡が移ります。大石を中心とする祭壇状遺構の周辺には大量の奉献品が残され、同じ場所で何度も繰り返し祭祀が行われたことが分かります。
 露天祭祀では、奈良三彩のように国家とのつながりを表すものだけでなく、穴が開けられた祭祀用の土師器・須恵器や、人形・馬形・舟形などの滑石製形代など、宗像地域で独自に制作されたと考えられる品々も奉献されるようになります。古代国家の下で、宗像氏が祭祀を行っていた様子が見てとれます。
法量・規模・面積
所蔵
参考文献
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