世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

    文書群名 吉田ツヤ氏奉納文書
    文書番号 参考2
    文書名 足利義昭御内書写
    和暦 天正四年六月十一日
    西暦 1576年 6月 11日
    本文 就入洛之儀、毛利及行、励忠功半之条、此節諸事可馳走段、可喜入、為其差越一色駿河守候、仍肩衣・袴遣之、猶輝元可申候也、
     六月十一日   御判〈(注記)「此御内書ハ将軍義昭公ヨリ氏貞ニ下賜ル、上使天正九年九月八日宗像ニ差」〉
      宗像太〔大〕宮司殿
    読み下し 入洛の儀に就き、毛利(輝元)行に及び、忠功に励む半ばの条、此の節諸事馳走すべき段、喜び入るべし。其の為一色駿河守(昭秀)を差し越し候。仍つて肩衣・袴これを遣はす。猶(毛利)輝元申すべく候なり。
     (天正四年)六月十一日   御判(足利義昭)
       宗像大宮司(氏貞)殿
    大意 足利義昭、宗像大宮司氏貞に対し、帰洛に向けて尽力するよう忠節を求める。
    紙質  
    寸法(縦) cm
    寸法(横) cm
    備考 吉田ツヤ氏奉納文書「宗像氏家譜」所収。『宗像市史』史料編第2巻中世Ⅱ573-1号。 第1巻157号・158号文書はこれの副状。
    出典 『宗像大社文書』第3巻