世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

  • 黒川隆尚感状/
  • 黒川隆尚感状/
文書群名 嶺家文書
文書番号 参考1
文書名 黒川隆尚感状
和暦 天文十五年三月十三日
西暦 1546年 3月 13日
本文 就石松兵部丞典宗〈与〉若宮庄〈与〉喧𠵅〔嘩〕出来、去十一日〈卯剋〉、従若宮庄至藤源五郎宗次宅所、取懸之刻、馳向、遂防戦、辛労之趣、注進之、尤神妙、弥可被心懸事肝要候、恐々謹言、
〈天文十五年〉
  三月十三日   隆尚(花押)
    力丸次郎兵衛尉殿
読み下し 石松兵部丞典宗と若宮庄(鞍手郡)と喧嘩出来に就き、去んぬる十一日〈卯剋〉、若宮庄より藤源五郎宗次宅所に至り、取り懸かるの刻、馳せ向かひ、防戦を遂げ、辛労の趣、これを注進す。尤も神妙、弥心を懸けらるべき事肝要候。恐々謹言。
〈天文十五年〉
  三月十三日   (黒川)隆尚(花押)
    力丸次郎兵衛尉殿
大意 黒川隆尚、去る十一日、若宮庄より藤源五郎宗次宅所に攻め掛かった際、防戰した力丸二郎兵衛尉の軍功を賞す。
紙質 楮紙
寸法(縦) cm
寸法(横) cm
備考 松崎氏所蔵嶺家文書。『宗像市史』史料編第2巻中世Ⅱ314号。
出典 『宗像大社文書』第3巻