世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

  • 益田元祥書状/
文書群名 嶺家文書
文書番号
文書名 益田元祥書状
和暦 (天正十四年)十二月三日
西暦 1586年 12月 3日
本文 (封紙上書)「       益田又右衛門尉
     深田中務少輔殿       元祥」
(端裏書)「(切封墨引)」
昨日二日、香春岳於五徳之口、敵差下候処、氏栄懸合、手柄無比類次第候、并被官新五郎被矢疵〈左手一ヶ所〉感悦之至候、弥可被抽忠懃事、頼存候、恐々謹言、
  十二月三日   元祥(花押)
    深田中務少輔殿
読み下し (封紙上書)「         益田又右衛門尉
     深田中務少輔(氏栄)殿     元祥」
(端裏書)「(切封墨引)」
昨日二日、香春岳五徳の口において、敵差し下り候処、(深田)氏栄懸り合ひ、手柄比類無き次第に候。并びに被官新五郎矢疵〈左手一ヶ所〉を被り、感悦の至りに候。弥忠懃を抽きんぜらるべき事、頼みに存じ候。恐々謹言。
  (天正十四年)十二月三日       (益田)元祥(花押)
    深田中務少輔(氏栄)殿
大意 益田元祥、深田氏栄の昨日二日、香春岳城五徳口における手柄をたたえ、今後の忠勤を促す。
紙質 斐紙
寸法(縦) cm
寸法(横) cm
備考
出典 『宗像大社文書』第3巻