世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

文字サイズ 標準 特大
背景色

宗像関連古文書・史料

  • 龍造寺隆信・鎮賢連署書状/
文書群名 八巻文書第6巻
文書番号 156
文書名 龍造寺隆信・鎮賢連署書状
和暦 (天正七年)七月三日
西暦 1579年 7月 3日
本文 於此方当末可被仰談之由、以 御神名蒙仰候。従是〈茂〉逐御返事候之条、不及口能候。仍太刀〈一腰〉・馬〈一疋〉被懸御意候。畏入候。近日従是以一人可遂御礼之段、御使者可為演說候。恐々謹言。
  七月三日   隆信(花押)
         鎮賢(花押)
  宗像殿参
      御報
読み下し 此方において当末仰せ談ぜらるべきの由、 御神名を以て仰せを蒙り候。是より〈も〉御返事を遂げ候の条、口能に及ばず候。仍つて太刀〈一腰〉・馬〈一疋〉御意を懸けられ候。畏み入り候。近日是より一人を以て御礼を遂ぐべきの段、御使者演說をなすべく候。恐々謹言。
  (天正七年)七月三日   (龍造寺)隆信(花押)
               (龍造寺)鎮賢(花押)
  宗像殿(氏貞)参る、
      御報
大意 龍造寺隆信・鎮賢父子、当社大宮司氏貞に親交を求める。
紙質 斐紙
寸法(縦) 18.4cm
寸法(横) 35cm
備考
出典 『宗像大社文書』第1巻